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辛すぎる看護師の夜勤…月平均回数と給料のバランスを徹底解剖!

「病気で困っている人の支えになりたい」と思いで看護師になったものに、

  • 看護師の夜勤がこんなに辛いとは思わなかった…
  • 看護師で夜勤があればもっと稼げるのだと思っていた…
  • むしろ夜勤なしでも、ある程度稼げる職場が他にないだろうか…

と悩んでいますよね…。

でも、看護師になったのだから、できるだけ患者さんのために頑張りたい!

そこで、夜勤が辛いと思っている方は、この記事を読んでもう一度自分の働き方を見直してみましょう。

ご覧いただければ必ず、あなたが悩んでいる夜勤について、解決しますよ!

看護師の夜勤には3種類ある

看護師の夜勤には、「二交代制の夜勤」と「三交代制の準夜勤」「三交代制の深夜勤」といった3種類のシフトがあります。

二交代制

日勤・夜勤といった2つのシフトで組まれる方法。

例えば、日勤は8時半~17時、夜勤は15時半~9時といったシフトです。

二交代制の場合、夜勤は1時間~2時間ほど仮眠がとれますが、拘束時間が長いため朝に近づくと疲れがたまり、集中力が低くなります。

そのため、ストレスが増えるといった方も多いです。

三交代制(準夜勤・深夜勤)

日勤・準夜勤・深夜勤といった3つのシフトで組まれる方法。

例えば、日勤は8時半~17時、準夜勤は16時半~1時、深夜勤は0時半~9時といったシフトです。

二交代制に比べて、夜の拘束時間が短くなりますが、寝る時間がばらばらになるため生活リズムが崩れます。

そのため、「なかなか眠れない」「疲れがとれない」といった方が多いです。

 

では、夜勤はどれくらい看護師に負担になっているのでしょうか?

 

厚生労働省がおこなった調査によると、看護師の退職理由の中には「夜勤の負担が大きいため」や、「時間外労働(残業)が多いため」というものがあります。

その他の理由は、出産・育児のため、結婚のため、他施設への興味といった前向きな理由が多いため、夜勤に対するストレスはかなり多いということがわかります。

この調査結果を見ただけで、夜勤は看護師にとって大きな負担となっていることがわかるでしょう。

(参照:厚生労働省 p18.19

夜勤で辛いポイント・弊害は主に6つ!

夜勤で辛いポイントは、下記に挙げた6つです。

  • 拘束時間が長い
  • 生活のリズムが狂う
  • 生理不順になる
  • 健康リスクが高くなる
  • ミスが起こりやすい
  • ひとりで多くの人を見なければならない

 

対策はカンタンなので後述しますが、まずは上記をそれぞれ以下に分けて見ていきましょう。

拘束時間が長い

出典元:Twitterより

二交代制の場合、夜勤の勤務時間は日勤に比べてかなり長くなります。

また、患者さんが急変したり、引き継ぎに時間がかかったりすると、さらに変える時間が遅くなってしまうことも。

「少しでも早く帰って眠りたい」「でもなかなか帰れない」といったストレスが徐々にたまっていきます。

生活のリズムが狂う


出典元:Twitterより

月曜日は日勤、火曜日は夜勤、水曜日は休みといったように、あらかじめスケジュールが組まれているため、なかなか生活リズムが整いません。

身体が疲れていても目がさえたり、無理に起きようとしたりするため体調が悪くなります。

そのため、なかなか規則正しい生活を送ることが難しくなります。

生理不順になる


出典元:Twitterより

夜間勤務が多い看護師は、不規則な時間に働くことが多いため、身体に大きな影響を与えます。

女性の場合、とくに生活リズムが乱れると生理不順になる人が多く、不妊につながることも。

若いころは問題なかったとしても、子供が欲しくなったときには、手遅れだったということもあります。

健康リスクが高くなる


出典元:Twitterより

デンマークの看護協会がおこなった調査によると、夜勤の経験年数が長くなればなるほど、乳がんにかかりやすくなると報告されています。

また、短時間睡眠が続くと、循環器系機能にも負担をかけるということも。

この結果を考えると、夜勤を続けていくことは将来の健康を左右することが考えられます。

(参照:日本看護協会)

ミスが起こりやすい


出典元:Twitterより

二交代制の夜勤は勤務時間が長いため、疲れがたまり朝方になると頭が働きにくくなります。

そのため、正常な判断ができなくなり、普段なら簡単にできることができなくなったり、連絡ミスが発生したりすることも。

もし、ミスが発生しても夜勤は人手が少ないため、カバーできる人もいません。

ひとりで多くの人を見なければならない


出典元:Twitterより

夜勤はひとりで多くの患者さんを看護しなくてはいけません。

また、急変など患者の様子を見過ごさないためにも、常に緊張感がともないます。

そのため、夜勤はストレスがたまりやすく、精神的にも不安になる人が多いです。

結果的に思い詰めてうつ病になり辞めてしまう人もいます。

 

現在、夜勤が辛いと感じている看護師の方は、この夜勤の辛いポイントを見るとますます不安になりませんか?

できるだけ夜勤はしたくないけれど、給料が減ってしまうのは困りますよね。

そこで、これから看護師の仕事を探すあなたのために、失敗しない仕事の見つけ方をご紹介します。

夜勤は嫌だ!でも給料は欲しい!それならすべき3つの手順

それでは、給料に見合った職場を見つける3つのポイントを紹介します。

まず、これだけはこだわりたいという条件をメモしてください。

例えば、以下のような条件です。

  • 夜勤なし
  • 週に必ず2日は休みが欲しい
  • 給料は30万以上

などです。

夜勤のない(または週1程度)の病院をいくつかピックアップ

まずは、夜勤のない病院をさがしてみましょう。

あなたが働きたいという科に夜勤がある場合は、週に1回程度の病院を探してみるのはいかがでしょうか?

夜勤のない病院には、入院施設のない病院や、日勤のみの介護施設などがあります。

その他にも、会社員として企業で働くといった方法もあります。

病院の拘束時間や休日日数をチェック

次に、拘束時間や休日日数を確認しましょう。

さきほど紹介した二交代制・三交代制といった働き方についても要チェックです。

大規模病院は、職員が多いため休みがとりやすいのが特徴です。

拘束時間は、病院によって違うのでひとつずつ確認しておきましょう。

最も給料・休みのバランスが取れた病院に転職する

給料はこれ以上欲しいといった希望額を決めておきましょう。

でも、給料だけで探すと、休みが少ない場合や、残業が多い場合もあります。

給料と休みのバランスがとれた病院をひとつずつ探していきましょう。

 

でも、これらの条件を当てはめながら、ひとつずつ求人を探すのは大変ですよね。

そんなあなたにおすすめなのが、看護師の仕事を紹介する転職サイトです。

夜勤&給料をバランスよくする転職サイト選びのポイント

自分にあった職場を見つけれる転職サイト選びのポイントは、下記に挙げた5つです。

  • 働きたい地域や職種の求人数が多い
  • 直接病院の担当者と話をすることができる
  • 自分の条件に合わせた仕事を見つけやすい
  • スカウトサービスが充実している
  • 特典がある

 

それぞれ以下に分けて説明していきましょう。

働きたい地域や職種の求人数が多い

あなたの希望にあった職場を選ぶためには、求人数の多いサイトを選びましょう。

また、あなたの働きたい地域や職種の求人数が多いサイトを選ぶことも大切です。

転職サイトによっては、都心部に強い・地方に強いといったものもあります。

直接病院の担当者と話をすることができる

メッセージなどで直接病院の担当者と話をすることができるので、自分の知りたいことや伝えたいことを率直に話すことができます。

細かい打ち合わせも自分でするので、連絡ミスなどが起こりにくくなるでしょう。

自分の条件に合わせた仕事を見つけやすい

年齢・年収・仕事内容など、詳しく調べられるサイトを選びましょう。

細かく入力できないサイトは、自分の希望の仕事をみつけるまで時間がかかってしまうことも。

転職サイトによっては、ブランクのある方や産休・育休などの実績がある求人を探すこともできます。

スカウトサービスが充実している

あなたが経験してきた仕事に対して、どんな病院に必要とされているかを知ることができます。

例えば、ひとつの科に特化した豊富な知識を持っている場合、あなたの経歴に興味をもった担当者からスカウトメッセージが届くことも。

また、転職サイトに載っていない求人のオファーが届くこともあります。

特典がある

就職が決まると、転職祝い金やお祝い金などをもらえる転職サイトがあります。

最大40万円までもらえる転職サイトもあるのです。

いろいろな転職サイトがあるので、少しでもメリットのある転職サイトを選びましょう。

まとめ

夜勤が辛くて辞めたいという悩みは、多くの看護師が抱えている問題です。

でも、簡単に「夜勤が辛いから辞める」という訳にはいかない人がほとんどです。

また「夜勤は嫌、でも給料が下がるのはもっと嫌」という方も多いでしょう。

今の働き方が辛いと感じるあなたは、条件の良い職場に転職すればその問題は解決します。

でも、どうやって仕事を探していいかわからないという人も多いでしょう。

そのような悩みを持っている方は、簡単に登録できる転職サイトを利用しましょう。