看護師の悩み

働き方様々!実は色々あるんです、看護師の種類!

病院で患者さんの看護を行う人というと「看護師」を思い浮かべる人が多いでしょう。

実は「看護師」の中でも色々な種類があるのです。

専門的な治療を行う「認定看護師」、妊娠、出産が分野の「助産師」

健康のサポートをする「保健師」など

さらに分野に特化した資格をもって働く看護職について

今回は紹介していきたいと思います。

職業の違いをよく理解すれば、自分が本当にやりたいことが見えてくるでしょう。

看護師の資格、持っているならこんな働き方してみては?

[st-kaiwa1]助産師、保健師…。看護師の資格があれば色んな働き方が出来るんですね~。[/st-kaiwa1]

[st-kaiwa2]そうね、看護師として働けるうえにさらに専門的な資格を持つことでさらに活躍の場を広げることが出来るわ。[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa1]私も何か看護系の資格を取ってみようかな。[/st-kaiwa1]

[st-kaiwa2]あら、いいじゃない。持っていて損はないんじゃない?[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa1]ちなみに看護系の資格って他に何があるんですか?[/st-kaiwa1]

[st-kaiwa2]あるある!全部で7種類。自分に合った資格を見つけてみて。[/st-kaiwa2]

看護師の種類

正看護師

病院などの医療現場、老人ホームなどの福祉現場等において、病気や怪我で入院している人の世話、医師の行う医療行為の補助、診療への協力、家族への指導などの看護を行う。

資格 国家資格

大学や看護学校、短期大学を出て、国家試験に合格しなければなりません。

常に需要があり、職に困ることはないでしょう。

准看護師

准看護師は正看護師と仕事内容はほぼ変わりませんが、医師や正看護師の指示の下でのみ医療行為の補助を行えます。

資格 都道府県知事資格

准看護学校を卒業した後にの都道府県知事が行う試験に合格するとなれます。

高校を卒業してから看護師になるより、1年早く正看護師の免許を取得できるメリットがあります。

准看護師は看護師とは違い、短い期間で資格が取れるため、忙しい主婦や共働きをしたい女性にとっては、魅力的な資格であるようです。

認定看護師

認定看護師とは、救急看護や脳卒中リハビリテーション、摂食・嚥下障害など21の分野から特定の看護分野で、熟練した看護知識と技術を用いて水準の高い看護が実践できると日本看護協会から認定を受けた看護師。

資格 日本看護協会の認定

条件として看護経験が5年かつ、認定看護師としての教育課程を修了する必要があり、日本看護協会が実施している「認定看護師認定審査」に合格し、認定を受けるとなれます。

看護師のキャリアアップ思考も高まり、認定看護師の資格認定を受ける人の数は年々増加しています。

専門看護師

専門看護師とは、より複雑で困難な看護問題を抱えている患者、その家族などに対して、高水準な看護を提供するために、小児や慢性疾患、感染症など11の分野の特定の専門看護分野における知識や看護技術を向上させ、看護全体をマネジメントしていくことが目的の看護師の事を指します。

資格:日本看護協会の認定

1994年から始まった資格で、大学院を卒業すること、実務研修が5年以上が条件です。

大学院での修士課程修了となると、2年の期間は要する事になるため、専門看護師資格を取得するために一旦退職をしたという看護師も多いのです。

特定看護師

特定看護師とは、本来は医師が行うとされている医療行為の一部を、「患者の身体や生命に対し、重篤と思われる合併症などを発症するリスクが低いとされる医療行為」については限定的に行う事ができるとされる看護師の事を指します。

2015年から始まった制度で、看護師の実務経験が3~5年あり、厚生労働大臣が指定する機関で「特定行為研修」という研修を受講した看護師のみなれます。

ただし日本看護協会の特定行為研修に関しては認定看護師が対象です

助産師

助産師とは、女性の妊娠および出産に関わる仕事をする人の事で、分娩の介助、妊産婦と乳児への保健指導などを行う看護師です。女性にしかなれない職業。

資格 看護師の国家資格+助産師の国家資格

助産師専門学校や助産課程のある大学院などを卒業し、国家試験に合格することで免許を取得できます。

助産師は正常分娩であれば医師の指示を必要とせず、自身の判断で助産介助ができるのが特徴です。病院で働くことも、自分で助産所を開設することもできます。

保健師

役場や保健所、保健センター、企業、学校などに勤務し、健康診断や健康維持や病気・怪我の予防のため保健指導を行い、地域住民の健康を守り、促進することを目的としています。

資格 看護師の国家資格+保健師の国家資格

看護大学や一部の専門学校を卒業した際に受験資格を与えられます。

幅広い年齢層の方に対応しないといけないです。

 

[st-kaiwa2]どの資格も取得するのに時間と知識と技術が必要になってくるから、根気よく勉強することが大切よ。[/st-kaiwa2]

まとめ

人々の生活を支える看護職には、看護師だけでなくさまざまな職業があることがお分かりいただけたかと思います。

看護職に関する資格は簡単に取れるものではありませんし、仕事自体も楽とは言えません。

しかし、多くの人の命を救い、健康をサポートするために必要な仕事です。

今回ご紹介した記事を参考に、自分がこれから目指す看護師像を考えてみてはいかがでしょうか。