看護師の悩み

看護師はなぜ人気? 根強い人気の理由とは…

 

人気の高い職業にも色々ありますが、看護師は昔から根強い人気を誇る職業です。

看護師を目指す理由は人それぞれではありますが、やはり患者さんの世話をしたい、人助けをしたいというだけではなく、

高収入で年をとっても活躍する事ができるというのが大きな魅力となっているようです。

今回はそんな看護師の人気の理由をトコトンご紹介します!

 

憧れの職業 看護師

あおちゃん
あおちゃん
いつの時代も看護師を目指す人って多いですよね〜。

やっぱり子供から見ても大人から見ても、人気の職業ですよね。

ペル先輩
ペル先輩
そうね、看護学校の数も莫大に増え、看護師国家試験の受験者数は2004年で4万8914人、その10年後の2015年には6万947人に増えているわ。

少子化が進んでいると言われながらも、看護師を目指す人は10年間で約1万人も増えているのよ。

さらに毎年3万〜4万人もの人が看護師として働き始め、この10年で30万人も看護師が増加してるのよ。

特に最近の男性看護師の増加率は10年間で2倍と目まぐるしいものね。

あおちゃん
あおちゃん
確かに看護師はとても魅力的な職業だと思いますけど、看護師になるまでもお金もかかって、勉強も大変ですし、とてもキツイ仕事なのに目指す人が増えるのは不思議です。
ペル先輩
ペル先輩
看護師人気が高まっている理由に、今後の日本の社会経済の先行きに不安を感じている人が多くいるということね。

最近の若者はニュースなどで「就職難」、「失業者の増加」、「リストラ」、「年金制度崩壊」など将来が不安になる言葉をよく耳にしているから。

その点、看護師は時代や景気に関係なく一定の需要がある職業だし、「国家資格」だから公務員並みに安定している職業よね。

「就職難」や「リストラ」などの言葉と公務員看護師なら特に無縁の職業と言って良いでしょうね。

一般的な会社に就職しようと思っても就活が上手くいかない、就職できてもいつリストラされるかわからないという道よりも、仕事はちょっと大変でも全国どこでも働けるし、安定した看護師の道を選ぼうっていうわけね。

特に女性の場合は結婚や出産後にも復職しやすいというポイントで人気よね。

あおちゃん
あおちゃん
でも、このまま看護師が増えていったら就職するのも難しくなるんじゃないんですか?
ペル先輩
ペル先輩
そう、実は看護師の増加も今後問題が出てくるでしょうね。

今はまだ看護師不足と言われているけど、さらに看護師の人気が高まりが続けば、今の状況は少なからず変化していくでしょうね。

今後、看護師になる人が増えれば看護師不足が解消されて、あおちゃんが言うように現在のように簡単に転職できなくなるかもしれない。

看護師不足ではなく、看護師のサバイバル時代が来るかもしれないわ。

あおちゃん
あおちゃん
ええ〜〜!じゃあ今後、どうすれば看護師として生き残っていけるんですか?
ペル先輩
ペル先輩
やはり必要とされる看護師になること。

専門看護師や認定看護師などの資格を取得して、他と看護師の差をつけることね。

それから、今後増加傾向にある職場で働くこと。

訪問看護や地域包括ケア病棟などは高齢化のためこれからもっと需要が増えると思うわ。 

あおちゃん
あおちゃん
地域包括ケア病棟?って何ですか?
ペル先輩
ペル先輩
2014年に新設され、廃止された亜急性期病棟の役割を引き継ぎつつ、地域や介護施設とリンクしながら患者のリハビリや、自宅療養中の患者の緊急の際の受け入れ、さらに在宅復帰へのサポートを行う病棟のことよ。
あおちゃん
あおちゃん
へ〜〜

ペル先輩
ペル先輩
でも、これからどんどん高齢者が増えていくと看護師の需要も高まるわけで、そんなに看護師の就職難を心配する必要もないわ。

看護師資格を持った人みんながみんな、看護師をしているわけではないし、やっぱりキツイ仕事だもの、辞めていく人も多いから。

あおちゃん
あおちゃん
なるほど。 今は看護師として働き続けていくことが大切ってわけですね。

 

まとめ

離職率が高いというのも、看護師の特徴です。

人によって向き・不向きもありますし、色々な事情によって、続けるのが困難になってしまう人もいます。

危険、キツイ、汚いなんて言われる職業ですが、今は大きく医療の現場も進化し、働きやすい職場となっています。

看護師は、人の生死、家族の絆、孤独、前向きな戦い、急変、完治、退院、その一部始終を見ています。

患者さんや家族と泣いて笑って怒って仕事ができる、それがやりがいが最大の魅力と言えるでしょう。