看護師なるには看護学校に通わなければなりません。
看護学校の種類もいくつかあり、どこを選べばいいかと迷われる方もいるかと思ます。
今回は「四年制大学」と「専門学校」のメリット・デメリットをピックアップします。
自分にはどちらが合っているのか、この記事を参考に決めてみてはいかがでしょうか?
Contents
大学と専門 何が変わってくるの?
本当のところ、どっちがいいんでしょう?
だから自分が看護師学校に通っていくにあたって、何を重視するかによるわね。
専門学校のメリット
・学費が安い
専門学校は四年制大学の半分以下の学費で通う事が出来ます。
安いところだと10万円程度で通えるところも。
理由としては附属病院への人員確保、プログラムや施設が充実している大学とのカリキュラムの差があげられます。
・早く就職出来る
四年制大学より1年早く就職することが出来、看護師になる方法としては一番最短でなることが出来ます。
専門卒の方が1年早く看護師としてデビューできるので、大卒者よりスピーディに現場での知識や経験を積むことができます。
・実習が多く、即戦力になる
看護専門学校は、3年制で学習時間の3分の1が看護実習と言われるほど、実習が多いことがカリキュラムの特徴といえます。
実習を多く経験できることは、卒業してから病院などの現場で働き始めた時に、即戦力となれる強みがあります。
四年制大学のメリット
・より深く看護について学べる
看護大学は、今後さらに高度化・多様化していくと予想される医療に対応するため、患者の状況をしっかりと把握し、対応するための判断力や実践力を養うカリキュラムが組まれています。
また、有名な教授による充実した授業内容を受けられたりします。
さらに大学院に進めば、より深く看護について学ぶ事が出来ます。
・看護以外の事も学べる
看護大学では看護のことだけではなく、一般教養と呼ばれる分野を学ぶ事もでき、卒業とともに学士の称号も得ることが出来ます。
・看護師資格以外の看護系資格を取得出来る
看護大学では卒業時には、保健師国家資格や助産師、養護教諭の受験資格を得られる大学があります。
・就職先の幅が広い
さまざまな看護資格を得られるため、病院はもちろん、保健所や企業などでも需要があり、卒業後の選択肢を増やすことができます。
また、有名病院などは大卒であることが必須なところもあります。
・給料が良い
専門卒に比べ、大卒であると初任給で8千円〜1万円ほど差が出ます。
この差が一生続くとなるとなかなか大きな差になっていきます。
・キャリアアップしやすい
勤務先の方針などによっては、大卒の方が早くキャリアアップする場合もあります。
大卒は専門卒に比べ1年程度多く学んでいるため、「専門的な知識を持っている」と期待され、スムーズに昇進ができるというわけです。
現場では最低限の実務知識を持っていることが前提であり、仕事をこなすうえではどちらも平等よ。
だからあまり学歴にこだわることはないわ。
なんとなく看護大学に入っても、1年間を無駄に過ごすだけかもしれないし、反対に専門学校に行って「やっぱり大学の方がよかった」と思うかもしれない。
大切なことは、看護師になってからその先の「将来像」をしっかりとイメージするということね。
まとめ
学費をあまりかけず、早く看護師にとなって自立したいなら看護専門学校。
じっくりと時間をかけてより長い目で看護師としてのキャリア形成を目指すなら看護大学という選択の仕方もできます。
自分がどのような形で看護という仕事に関わっていきたいかを考え、自分の未来をしっかりと思い描くことで、どの方法が自分にあっているかおのずと見えてくるでしょう。